さよなら キロロ

カイコガ、カブトムシ、オオスカシバ、ダンゴムシとたくさんの虫たちと過ごした夏でした。
お世話を通して感じた事は、きっと子ども達の心を豊かにしたと思います。

『飼い続けたい』という自分の気持ちを抑えて、カブトムシにとって良い環境に放してあげました。
これは人間関係に置き換えると、『自分の気持ちより相手のことを考えて優先する』ことが出来たと言うことですね。

カブトムシさん元気でね!

孵らなかった蚕の繭を「まだ生きているから、孵るのを待つ」と言っていた7月。

「生きているかも知れないから、もう少し待ってみたい」と少し気持ちが変わった8月。

「死んでるかも知れないから、中を見て確かめたい」とみんなで話し合って決断した9月。

蚕の死を受け入れるまでにこれだけの時間が必要でした。この結論にたどり着くまで「まだ待ちたい」という意見も多くありました。なので「普通は孵化まで15~20日くらいみたいだよ、もう60日以上たってるね」と伝えると「え~そんなに?」「そっか~・・・」と子どもたち。「みんな1回お家で考えてきて、どう思うか明日聞かせてね」と伝えました。すると翌日には全員「中を確認する」に気持ちが変わっていたのです。

繭を切っている私が一番ドキドキしています。

近くでガッツリ見たいタイプ

興味津々な子どもたち

 

キロロや蚕の思い出をみんなで話すと「触った感触」「匂い」など五感で感じた事が印象に残っているようでした。
「今だから話せる、本当は苦手だったことは?」の問いには「ゼリーやバナナの後片付け」が多かったです。
苦手な事も文句を言わず世話をしてくれ「命を預かる責任」もちゃんと感じてくれていたんだなと気付かされました。

みんなで思い出を語り「ありがとう」の気持ちを込めて虫たちのお墓を作りました。

お墓を掘っています。

「キロロ、蚕さん、ありがとう」

 

 

 

 

 

 

こうして子どもたちと虫たちの夏が終わりました。