和式トイレの使い方を勉強しました(R7.2.12)
市内の小学校のトイレはほぼ洋式トイレに変わっているようですが、
以前若草小学校の先生より
・違う棟に和式トイレがあること
・校外学習で出かけた先で和式トイレがあり、
和式トイレを使ったことがないという子で長蛇の列になることがあることから
和式トイレは練習しておいておいたほうがいい
というお話がありました。
保育園生活も残り1か月半となりました。
入学を前に「和式トイレの使い方について」勉強することにしました。
「和式トイレ、使ったことある人~?」
3分の1ぐらいの子が使ったことがあると手が上がりました。
指導の前に…
絵本「学校でトイレできるかな?」を読みました。
「がっこうでトイレにいけるかな?」
村上八千世/文 せべまさゆき/絵 ほるぷ出版
和式トイレを使うには、コツがあります。
その1…トイレの帽子のところにつま先を合わせます。
その2…ズボン、パンツを膝まで下げます。
ポイント→床や便器にズボンやパンツがつかないように気をつけよう!
その3…カエルのポーズでしゃがみます。
ポイント→便器にお尻がつかないように気をつけよう!
このコツをつかめば、もう大丈夫!
グループ毎に2階の幼児トイレに移動し、実習です。
実習の前に、カエルのポーズでしゃがむ練習をしました。
一人ずつ、和式トイレの使い方の流れを実習しました。
①扉のノック
②便器の帽子のところにつま先をそろえる
➂カエルのポーズでしゃがむ
(パンツを下ろさず)
④水洗レバーを押す
※これは、やり方がわからないお友だちもいたので
実際に流してみてよかったです!
実習が終了し、最後に何点か補足をしました。
ノックをせずに扉を開けてしまう園児がいたので
・トイレの中に誰か入っているか確認のため、
「トントントン(入っていますか~?)」
とノックをし、
中に入っているときは中から「トントントン(入っていますよ~!)」と伝えること
・便器がうんちやおしっこがはみ出して汚れたら→次に使う人のことを考えて
うんちやおしっこをトイレットペーパーで拭き取ること
「保育園も小学校も行きたいときにトイレに行ってよいのは変わりありませんが、
小学校では原則授業の合間の休み時間にトイレを済ませるため、
排便したいタイミングと合わず我慢することがある。
授業中に周囲の空気を読むようになり『今は行ってはいけない』とますますがまんするようになる」
※読売新聞朝刊(2025.2.6 子ども「就学前から便秘を防ぐ習慣」)より抜粋
そうです。
はじめに読んだ絵本に教えてもらいました。
授業中に手を挙げて「せんせい、トイレにいってもいいですか?」
恥ずかしかったら小声で「せんせい、トイレにいってもいいですか?」
って言おうね!という話をもう一度しました。
指導の後、「和式トイレを使ってみてもいい~??」と尋ねてきた園児がいました。
卒園まで和式トイレにいっぱいチャレンジしてみてほしいです。
出先で和式トイレがあった時は、ぜひ一緒に練習していただければと思います。
それから、ズボン、パンツを膝までおろしてしゃがむのが、難しいかもしれません。
その部分は練習していませんので、おうちでどうやるのか教えていただければと思います。
保育園にある和式トイレですが、
2階幼児トイレの気球マークの扉を開けると…
一回り小さいサイズの和式トイレです。
便器の帽子の部分を迷わないようにガイドしています。