生命(いのち)の安全教育ってなあに?

「生命(いのち)の安全教育」とは…
子どもたちが性暴力の加害者、被害者、傍観者にならないよう

全国の学校において生命(いのち)の安全教育を文部科学省が推進しています。
本園においても、「生命の安全教育」を行い、
生命の尊さを学び生命を大切にする教育、自分や相手、一人ひとりを尊重する教育を
令和3年度より、プール遊びの時期に合わせて4・5歳児を対象に行っています。

幼児期から、小学校(低・中学年)、小学校(高学年)、中学校、
高校、高校卒業直前と各発達段階に合わせ、ねらいが分かれています。
幼児期は
『幼児の発達段階に応じて、自分と相手の体を大切にできるようになっていく』
というねらいがあります。
生命の安全教育保護者向け周知資料 (mext.go.jp)←こちらをご覧ください

今年度は令和7年5月22日(木)に月組で、6月18日(水)に雪組で行いました。
「生命の安全教育(幼児期)」の動画を観て、途中で動画を止めながら
シンキングタイムを設けてみんなで考えました。
「自分の体を大事にするためにできることは何か」
「プールに入る時は水着を着るのはなぜか」
「いつもパンツをはくのはなぜ?」
「ふくやパンツをぬぐときはどんなとき?」
「自分の体の大事なところはどこか」
「『いやなきもち』になったらどうするか」
を考えました。

そして、水着で隠れるところが自分の体の大切なところで
「プライベートゾーン」ということを伝えました。

『プライベートゾーン』『プライベートパーツ』って?
プライベートゾーンとは…水着で隠れる部分です。
プライベートパーツとは…体の中で口、胸、性器、おしり(肛門)です。
ここは『自分にとってとても大切なところ』で、自分だけが見たり、触ったりしてもよいところです。

プライベートゾーン、プライベートパーツは、
「他の人に見せたり触らせたりしないこと」
「他の人の大切な場所も勝手に見たり、触ったりしないこと」
を話しました。
それから、
『人に触られそうになったり、人が触らせようとしたりしてきたら「やめて」と言おう!』
『そんなことがあったときはすぐ大人や保育士に伝えよう!』
とお話しました。

ご家庭でも、プライベートゾーンがどこか確認し、
プライベートゾーンを守るための約束をお子さんにしっかり伝えていきましょう。

文部科学省 生命(いのち)の安全教育の教材はこちらです。
ご家庭でもお子さんと一緒にご覧ください。

error: Content is protected !!