うんちは「からだからのおたより」(R8.3.27)
以前、新聞を読んでいて気になる記事が載っていました。
「小学生の半数が学校のトイレでの排便をがまんした経験がある」とのこと。
小学校での排便に抵抗があり、抵抗がある理由としては、
「恥ずかしい」、「落ち着かない」、「休み時間が短い」、「からかわれそう」
などがあがっています。
『うんちをすることは恥ずかしくないこと』
『うんちをすることは健康にいいこと』
『体からのお便りだということ』
を卒園前に伝えたいと思いました。
今回の指導のねらいとして、
・自分の体に興味を持つ
・食べ物が口から入り、のちにうんちで出る仕組みを知る
・うんちにいろいろな色、種類があることを知る
・うんちは「体からの便り」で恥ずかしくない、大事なこと(もの)と理解できる
をあげました。
指導前に『保育園のトイレでうんちをすることを恥ずかしいと思う人はいますか?』と問いかけたところ、
半数くらいの園児の手があがりました。
やはり、恥ずかしいと思っている園児が多かったです。
はじめに、絵本を読みました。

「おなかのこびと」(よしむらあきこ作 教育画劇)
※ねむりのこびとの作者さんです。
「おなかのこびと」から
・やってはだめなこと→4つ
「たべすぎ」「のみすぎ」「ねてたべる」「ひやす」
・いいうんちをだすひみつ→4つ
「すききらいをしない」「よくかむ」「よくねる」「よくあそぶ」
そうすれば『ちょう ウルトラ スーパー ミラクル バナナうんち』が出ること
を教えてもらいました。

次に…
エプロンシアター「なんでも食べてげんきいっぱい」(食育エプロン メイト)を使って、
食べ物が口から入り、体の中を通ってどうやってうんちになるのかを見てみました。
細くて長い迷路みたいな小腸。
下の写真の黄色い○(まる)の部分が「小腸」です。
ここでドロドロになった食べ物から元気の素を取りだし、肝臓に送ります。
さて、この小腸ですが、どれくらいの長さでしょう?

のばしてみてびっくり!

こんなに長い!!
子どもで6メートルくらい、大人だと6~8メートルと言われています。
小腸の次に、大腸で残った食べ物のかすの水分が吸い取られ「おしっこ」として出ます。
そして最後に残るのが「うんち」で、たまったらおしりの穴(肛門)から出ます。
「今日のうんちはどんなうんちだったかな?」「みたひと?」との質問に
何人かは見ていて、おうちの人にも報告をしているようでした。
うんちをしたら、「うんち」からのメッセージを読み取るため、よく見てみよう。
見ないで流したら、せっかくの体からのラブレターを読まずに捨ててしまうようなもの。
腸がきちんと動いているかどうかを知るバロメーターになります。
うんちの色は、食べたものや体調によって変化します。
肉をたくさん食べると、黒っぽいうんち
野菜をたくさん食べると、黄色っぽいうんち
になります。
いいうんちを出すためにやりたいことに「朝ごはんを食べること」をつけくわえました。
朝起きて、食べ物が胃に入ると腸の中にたまっていて、いらないものを外に出すように腸が大きく動きます。
小学校に行っても、「はやおき・はやね・あさごはん」の習慣を続けていこうと伝えました。

余裕のある朝時間を過ごすことがカギです。
登校前に排便習慣がつくといいですね!
朝おうちでうんちが出ると、安心ですね。
『つきぐみ そつえん・にゅうがくおめでとう号』に「うんち、はずかしくないよ」のコーナーを載せています。
ぜひ一緒に読んでみてください


